初恋 お父さん、チビがいなくなりました
ああ、面白かった
この映画を面白く見られる年代があるだろうとは思うが
若い人は退屈と思うかもしれないな
結婚していて人生の後半を迎えている人には面白いだろうな
原作は西炯子さんという漫画家らしい
いくつかなと思って調べてみると54歳だ
ご両親を見ていたのかなとも思う
映画を見終わって女性視点だろうと思ったがその通りだった
原作、脚本ともに女性
男ではあのようには描けないだろうな
特に初恋を語るシーン
あれは男には描けない
照れ臭いからだ
女性はあのような展開が好みなのだろうと思った
旦那が独白するが男が描くとあのようにはならず態度で示すようになるだろう
女はちゃんと言って欲しい、男は俺の態度で分かって欲しい
ここに永遠とも言える男女間のギャップがある
ただこれは日本人特有なのか
欧米では男も愛しているとか感情表現を普通に言葉でするとは聞いているからやはりそうかもしれない
日本では慮るとか、惻隠の情と言う言葉がある
いわゆる察すると言うことだ
あくまで男の意見だがこのような感性は日本人の美徳ではないかと思うのだが
やはり古臭いと言われるのかな