ヴィクトリア女王 最期の秘密
あまり興味あるジャンルではなかったが見始めたら意外に面白かった
若くして女王の座についたヴィクトリア女王の苦悩が描かれる
権力を一身に纏った者の宿命として家族ですら信用できずかといってその責任を投げ出すこともできない
それでいて権力への渇望はあるという矛盾
召使いのインド人との心の交流はありそうでなく、実際にはなさそうで本当にあったと言うことか
映像美が素晴らしかった
それと女王役のジュディデンチの演技がいい
毅然としていて、意地悪で、時には乙女のような表情を見せる
イギリス王室といえば、世界的に注目度の高いロイヤルファミリーであるが、これほど内情が赤裸々に描かれるのもある意味凄い
これはこれでありの映画ではある