ちょいとしつれいします

映画や本や趣味などを失礼ながら好き勝手に綴ります

ソフトボール金メダル

感動した

 

卓球ミックスダブルスと同じくらい感動した

 

男子柔道81キロ級の金メダルも感動した

 

一瞬の煌めきではあるが、それが人の心を強く打つ

 

アメリカ女子選手の方にプレッシャーが強いようにも見えた

 

やはり前回負けているために今回こそと言う思いがあったのかもしれない

 

その点日本女子選手は生き生きとして楽しそうだった

 

勝手な解釈だが宇津木監督が優れているのではないかと思った

 

彼女たちは自立していた

 

チームプレーでありながら個々が自ら判断しプレーしていた

 

自立した存在は結果に拘泥しない

 

自分の決断に自信があり、責任を取る覚悟があるからだ

 

だからこそ真に楽しめる

 

プレッシャーを感じないように気分を装うための楽しむではないのだ

 

最近のプレイヤーというかアスリートというか、多くの人たちが楽しむと言う

 

柔道で2連覇した大野選手などは楽しむとは口が裂けても言わないだろう

 

楽しんでいては勝てないと知っているからだ

 

ただ大野選手は心のどこかで楽しむ自分を見ていたのではないだろうか

 

勝ちたい、負けたくないが心を支配してしまうと恐怖がやってくる

 

恐れは全てを縮こまらせる

 

もちろん楽しむことはできない

 

自分を心から信頼しその決断と行動を信頼し結果を受け入れる覚悟を持って初めて楽しむことができる

 

つまり自立なのだ

 

自立の反対は依存だ

 

恐怖に支配され縮こまる人は、何かに依存してしまっている

 

自分を信じられないのは他に依存する何かがあるからだ

 

まずは依存を断ち切り自分自身と向き合うことで何ものからも自由になり自由に決断することが可能となる

 

その自由と引き換えに結果を受け入れる覚悟を持つのだ

 

宇津木監督はそのような選手たちを育成し素晴らしいチームを作った

 

それは彼女の思想、人生そのものなのだろう